オール電化とは、家庭で使うエネルギーを全て電力でまかなう暮らしのことです。
調理器具はガスではなく電気で調理するIHクッキングヒーターを使い、給湯設備も従来のガス給湯からエコキュートなどの電気温水器に変えます。
暖房器具ももちろんガスや石油ストーブではなく、エアコンや電気カーペットなどの電気の暖房設備に変えます。
オール電化のメリット
このようにガスや石油などを使わずに、全て電力でまかなうオール電化にするとどんなメリットがあるのでしょうか。
①ガス代がかからない
ガスを一切使いませんので、ガスの基本使用料もかかりません。
②オール電化は安い深夜電力を使う
エコキュートなど電気料金の安い深夜電力などを利用するため電気料金がお得になります。
③火災に対する安全性が高い
給湯や調理にもガスを使わないので、火災のリスクが格段に減ります。
③ガス漏れや一酸化中毒のリスク低減でより安全
不完全燃焼による一酸化中毒やガス漏れの心配がありません。
⑤空気が汚れない
ガスや石油の燃焼により空気が汚れることはありません。
オール電化のデメリット
①昼間の電気料金が高くなる
オール電化の料金プランは深夜電力を安くするために、昼間の電気料金が割高に設定されています。
②調理器具(鍋・フライパン)がIH対応器具しか使えない
IH対応の調理器具しか使えません。