家庭用太陽光発電システムの導入を検討されていらっしゃる方は多いと思いますが、
懸念材料のひとつと言われているのが買取価格が年々下がっていることでではないでしょうか?
2009年よりスタートした余剰電力の買取制度ですが、契約開始から10年間同じ金額で買い取ってくれるのが特徴です。
2009年に42円だった売電価格は年々下落を続けており、2017年には28円まで下がっております。
売電価格が下がったことでメリットが半減したと考える方もいらっしゃいますが、
現実的には太陽光発電パネルはまだまだ経済性の高い投資となっております。
その理由はソーラーパネルの需要増から導入コストが大幅に下がったことや、パネルの耐用年数が伸びていること、
技術革新によりエネルギーの変換効率が高まっていることなどがあげられます。
また、買取価格が下がっていることを受け「蓄電池」の重要性が高まっております。
今までは「発電して電気を売電して利益を出す」から「発電した電気を蓄えて電気代をゼロに近づける」に変わってきていると言えるでしょう。
今後とも高まる蓄電池の需要とともに性能や寿命のアップについても期待したいと思います。